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2015年1月30日 (金)

盤を耕す

永作(ながさく)さんという棋士がいた。この方には物語があってプロの世界に入ったのが

高校中退した18歳6級と遅く(今は18歳だと3級以上)将棋連盟の塾生になった。

塾生というのは連盟に住み込んで仕事をしながら修行をする制度で今はなくなった。

将棋漬けの生活で食事の心配はないが月にわずかな手当が出るだけで夜中に対局が

遅くなって麻雀など始めた棋士に起こされ雑用をいいつけられるなど実際は大変なのだ。

武市七段は関東関西両方で塾生を経験した唯一の棋士かもしれない。永作さんは

毎日盤にかじりついて研究したが思うように勝てず20歳の誕生日を迎えてもまだ5級で

口の悪い仲間に盤を耕す田吾作君などと言われたそうだ。当時も20歳中に初段という

規定はあって崖っぷちだったがそこから奮起して20歳中に1級になった。その頃は

20歳1級は1年間の退会猶予があって救われ翌年初段そして24歳で四段になって

新鋭棋士の誕生である。勝てない間の努力が後になって実を結んだのだと思う。

管理人は武市さん永作さんとどこかでカレーを食べた記憶があるのですが冗談連発の

明るい人だった。四段になって何かが弾けたのかもしれない。

その永作さん事情は知らないのですが30歳過ぎたあたりで突然棋士を辞めて

営業マンになり素晴らしい成績だったそうだ。今はどうされているのでしょうか?

根性の人ですね。

Pic_1864

カニ玉

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